介護福祉士の試験対策講座は効果ある?受講してはいけない人とは?
介護福祉士試験については試験対策講座が各社から行われています。
- 中央法規
- ニチイ
など有名なスクールが主催しているわけですが、サイトを見ていると受講すると合格率が上がるような気もするわけですが、実際のところはどうなのかについて解説をします。
介護福祉士の試験対策講座とは?
各社の試験対策講座というのは内容も費用も違うのですが、
- 数日間(あるいは1日)に渡って講座を受講する
- 内容としては基本から中級レベルまでの解説講座
- 費用は1~2万前後
というような内容のものが多いです。
費用的にはそこまで高くはありませんが、定期的に通学するものでなく数日や1日で一気に介護福祉士試験の科目の範囲を網羅した講座を受けるというようなシステムとなっています。
このような講座の主な目的は
介護福祉士試験のすべての科目の知識を整理する
自分でテキストを読み理解できないことをわかりやすく解説してもらう
というようなものとなります。
介護福祉士の試験対策講座を受講するデメリットとは?
結論からいいますと自分でテキストを読み、理解できれば試験対策講座を受講する意味はあまりないといって良いと思います。
このような人であれば劇的に合格率が上がるということもないでしょう。
その受講日を自宅などで自分なりの勉強時間に充てるほうが合格に近くなります。
いわばこのような介護福祉士の試験対策講座というのは
自分でテキストを読んでいない人
自分でテキストを読む気にならない人
自分のペースでコツコツと試験対策の勉強ができない人
というようなある意味でそもそも一人では合格できないような人向けの講座でもあります。
このような人が講座によってすべての介護福祉士の科目の知識を頭に入れるというような目的であると考えても良いです。
しかし
1日や数日の講座なので受けただけで簡単に頭に入らない
講座を受けた後に自分でも努力して復習しなければ意味がない
というようなことは当然ありますので注意してほしいと思います。
介護福祉士試験の対策を最短距離で行う方法
いくら講座を聞いても点数が伸びない人は伸びないものです。
というのも試験では当然自分で問題を解き、一定の点数を取らないといけませんが、講座はテキストをかみくだいて解説してくれているだけです。
知識の整理にはなりますが、
問題を解く力はアップしない
講座を聞いただけでその講座内容を自分のモノにはできていない
というところがあるからです。
介護福祉士試験の合格率を上げるのは1にも2にも問題集の演習にあります。
1冊で良いので合格に直結する問題集を選択し、何度もやりこむ
わからないことが出てくれば基本テキストで調べて知識を補完する
過去問は直前に時間配分の感覚をつかむことだけに使う
試験対策講座よりも複数回模擬試験を受ける
というのが最短距離で介護福祉士に合格する勉強法となります。
つまり介護福祉士試験の合格のキーポイントは問題集の選択にあるということです。
頻出問題を網羅していること
過去の介護福祉士試験と照らしてみてその問題集を1冊やりこむと合格できるレベルに到達できるかどうか?
というような点の考察や分析が欠かせないということです。
中央法規の問題集は以前本番でも同じような問題が出ると評判でしたが、今はそこまでの的中率はありません。
そのため1冊だけで合格レベルに達するような都合の良い問題集があるのかと疑問に思うかもしれませんが、数ある問題集でも1冊だけすべての条件を満たすものが存在します。
詳しくはこのページの下のほうに紹介していますが、何度もいいますように問題集選びが合格の最大のポイントとなりますので、ここは絶対に外さないようにしてください。
この勉強法では1ヶ月以内にも介護福祉士試験の合格レベルに到達することも可能となります。
試験まで期間の余裕がない人、試験勉強の時間が取れない人は検討してほしいと思います。
介護福祉士の合格率をグッと上げる勉強法
介護福祉士試験にで合格した人は以下の勉強法を実践している人が多いです。
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