え?介護福祉士の試験勉強で過去問は解いてはいけない?
資格勉強では過去問を重点的に行うというのは1つのポイントとなります。
介護福祉士の試験勉強でも過去問の勉強は必要となりますが、介護福祉士では過去問をやりすぎれば合格率を下げてしまうこともあります。
介護福祉士の試験勉強での過去問の使い方
介護福祉士では過去問の問題集をすでに購入した人もいるかもしれません。
過去問もまったく使えないというわけではありませんが、
過去問は介護福祉士の試験の傾向をつかむことに使う
過去問は試験時間の配分の想定に使う
というように考えていきます。
結論からいいますと過去問を解くだけで合格はしにくいのが介護福祉士の試験ですので、そこまで過去問を深追いしてはいけません。
介護福祉士の試験勉強で過去問を深追いしてはいけない理由
介護福祉士では過去問よりも
予想問題集
出題頻度や傾向にある問題を網羅した問題集
を1冊で良いのでやりこむほうが合格率は高くなります。
上にも記載しましたように過去問を深追いすることで介護福祉士試験ではデメリットも出てきます。
過去問とあまり同じ、似たような問題は出ない
出題傾向が変わる年度もあるので過去問を解いてもあまり参考にならないときもある
というようなところが理由となります。
厚生労働省の介護福祉士の方針と過去問の重要性
介護福祉士では厚生労働省が管轄していますが、介護福祉士では同じ問題は出さないというような方針になっています。
もちろん傾向として似た問題は出る可能性もありますが、詳しく過去問を分析していきますと
過去問は3年分すべて解けるようになっても傾向が似た問題でさえ1~2問しか出ない
過去問5年分勉強しても3問程度しか似た傾向の問題は出ない
というようなデータとなっています。
この傾向とデータを見るだけで介護福祉士では過去問にどれだけ力を入れるべきか判断できると思います。
過去問はあくまでも傾向をつかみ、試験本番の感覚を養うものとして見ていきましょう。
過去問だけで介護福祉士に合格したという人もいるが・・・
周囲に先に介護福祉士の試験を受けていて、過去問を中心に勉強して合格したという人もいるかもしれません。
これだけ聞くと過去問だけやって介護福祉士に合格できそうなものですが、やはりおすすめできません。
やはり同じように過去問をメインに勉強して不合格になる人も多い
過去問をメインにすれば応用問題に対応できない
介護福祉士特有の引っかけ問題に対応できない
ということで過去問だけで介護福祉士に合格したという人もいるにはいますが、運が良かったり、また結果論というようなことも多いのです。
過去問だけ、過去問をメインにして勉強しても決して合格できるというような再現性はないといって良いのです。
過去問でなくテキスト、ワークブックをメインに試験勉強するべき?
過去問とともに基本テキスト、ワークブックをメインに勉強する人もいます。
よくあるのが
まずテキストを読み込むことからスタートさせる
その次に過去問や予想問題集を解く
という方法ですが、介護福祉士の試験では最も効率のよくない勉強方法といえるので、特に試験まで3ヶ月未満しか余裕がないという場合にはおすすめできないです。
過去問、予想問題集を解き、苦手な分野を把握する
間違えたところをテキストで読み、知識の補完をする
予想問題集を何回も解き、合格レベルに持っていく
直前に過去問で感覚をつかむ
というほうが効率的に合格できるといえます。
介護福祉士での過去問と予想問題集との使い分け
介護福祉士の試験まで余裕があれば過去問も予想問題集も両方したほうが良いのは良いです。
しかし多くの場合、介護福祉士の試験まであまり時間の余裕がなかったり、また仕事や家のことで勉強時間の確保もできません。
そのため最速で介護福祉士に合格するには
予想問題集、模擬問題集をメインに試験勉強していく
これらの問題集でわからないことが出てくればテキストで調べて知識を補完する
試験直前の時期に感覚をつかむために過去問を時間も計って解く
というようにしていきます。
介護福祉士の合格率をグッと上げる勉強法
介護福祉士試験にで合格した人は以下の勉強法を実践している人が多いです。
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