介護福祉士の難易度を合格率など3つの要素から徹底解説
介護福祉士試験をこれから目指そうというように考えていると難易度や合格率がかなり気になるかと思います。
- 勉強すれば簡単に合格できる難易度である
- 難化していてしっかりと勉強しなければ合格できない
と正反対の意見があるわけですが、実際の介護福祉士試験の難易度をできるだけわかりやすく合格率とともに解説したいと思います。
介護福祉士の合格率
以下の表にあるのが介護福祉士の合格率の推移です。
合格率 |
合格最低点 |
|
---|---|---|
第28回 |
57.9% |
71点 |
第27回 |
61.0% |
68点 |
第26回 |
64.6% |
69点 |
第25回 |
64.4% |
69点 |
第24回 |
63.9% |
75点 |
だいたい60%を超えていたのが、ここ数年合格率を下げていた、さらに50%台に落ち込むようになってきました。
合格率だけを見れば介護福祉士試験は難化しつつある試験というようにいっても良いでしょう。
介護福祉士の合格率と難易度
合格率から見れば落ちる人もいるわけですが、
あまり勉強しないで受けている人もいる
試験直前に勉強をあわてて始めた人もいる
間違った勉強法のまま受験している人もいる
仕事を適当にしていて知識のない状態で受けている人もいる
というような事情もあるので、実際は真面目に正しい勉強をしていればもう少し合格率は高いというように考えても良いでしょう。
介護福祉士とともに他の介護系の資格もありますが、まずこれらの資格と難易度を比較してみましょう。
社会福祉士
ケアマネ
介護福祉士
難易度の順番としてはこのようにいわれています。
社会福祉士の難易度がまず飛びぬけていますが、ケアマネとも介護福祉士の難易度は離れているといって良いです。
平均勉強時間に見る介護福祉士の難易度
では合格者の平均勉強時間から介護福祉士の難易度を見ていきましょう。
合格者によれば以下のような条件の人が多いとされています。
勉強期間は3か月
毎日の勉強時間は2~3時間
トータル勉強時間は200時間前後
この勉強時間のデータからすれば簿記3級と同じような難易度といっても良いでしょう。
自動車の運転免許の筆記試験だと1~1か月半が目安の勉強時間となるので
簿記3級、介護福祉士
自動車免許の筆記試験
というような難易度と考えてよいと思います。
介護福祉士の難易度が高いと感じる人のダメな勉強法
介護福祉士では毎年不合格になってしまう人がいるわけですが、頭が悪い、記憶力が不足しているというよりも勉強方法を間違えているという人が多いのが特徴でもあります。
逆にいえば勉強法を正しく行えれば合格率は90%を超えてくることもあります。
悪い介護福祉士の勉強法といえば
基本テキストをメイン教材にして読み込む
過去問をメイン教材にしてやりこんでしまう
基本テキストを覚えられないのでノートにまとめる
というようなものが代表的です。
これらの勉強法は
無駄に時間がかかりすぎてしまう
基本問題が多い介護福祉士試験で隅まで覚えようとして時間の無駄
二度と出ない過去問に時間をかけても点数にならない
というような欠点があるわけです。
特にテキストメインの勉強では、最後まで読み終わり、最初に戻るとすっかりと忘れているというようになりがちで、また慌てて読み始めるというような悪循環になりがちです。
介護福祉士の合格率90%以上の勉強法!難易度を劇的に下げる方法
介護福祉士試験では基本問題を押さえて、同時に頻出問題を正解できるようになれば合格できます。
そのため最短距離で合格しようと思えば
基本テキストをあえてサブにする
予想問題集を1冊メインに解いていき、やりこむ
その問題集でわからないことがでてきたときにテキストで調べて知識を補う
模擬試験も余裕のある限り受ける
というようにしていきます。
この方法だと1か月、早い人の場合にはもっと短い期間で合格レベルに達します。
この方法の最大のポイントは問題集選びにあります。
頻出問題が網羅されていること
過去問と照らし合わせてみて、その問題集1冊をやりこむことで合格レベルに到達できるかどうか?
この2つの条件を満たさないといけません。
中央法規など有名な問題集はありますが、この2つの条件を完全に満たす問題集は別に1冊だけ存在しています。
この問題集をやりこむと90%以上の合格率になるというデータがありますが、不合格になりたくないという人は問題集選びを失敗しないようにしてください。
介護福祉士の合格率をグッと上げる勉強法
介護福祉士試験にで合格した人は以下の勉強法を実践している人が多いです。
↓ ↓ ↓