介護福祉士試験の問題傾向!6つのポイントをデータから解説
介護福祉士試験でも他の資格試験と同じように問題傾向というものがあります。
年度によってこの問題傾向は変わることもありますが、大きな流れの問題傾向は変わらないといっても良いので、効率的に合格するために問題傾向は知っておいて損はありません。
介護福祉士の問題傾向!過去問への考え方
介護福祉士では過去問をする人としない人とに大きく分かれます。
いろいろ過去問についての意見が違うのでこれから受験しようという人はかなり迷うと思いますが、迷わずに問題傾向や試験を管轄する機関について分析すれば良いです。
まず実際の過去問を分析していきますと
過去問を3年分解けるようになっても、本番で似た問題が出るのは1~2問
過去問を5年分勉強しても、似たような問題が出るのは3問まで
というようになっています。
このデータからすれば介護福祉士では過去問の研究はほぼ無意味とさえいっても良いと思います。
さらに厚生労働省も同じ問題はもちろん、似た問題も出さないというのを方針としているのでここでも過去問メインの勉強がかなり危険でさえあることがわかります。
介護福祉士では予想問題集、模擬問題集をメインに勉強するべきということがデータや情報分析から結論づけられます。
介護福祉士の問題傾向と医療分野への考え方
介護福祉士受験の人に特に多いのが医療分野は苦手という人です。
医療分野もすべて押さえようとすればかなりの労力となりますが、合格する人にはある共通点のようなものがあります。
疾病についてはしっかりと勉強している人が多いこと
医療分野は苦手ということで丸暗記するのでなくつながり、背景から押さえていること
丸暗記は記憶に自信のある人は問題ありませんが、苦手な人ほど丸暗記は抜けやすくなります。
背景、つながりも押さえることでかえって忘れなくなるというのが人間の記憶の特徴となります。
また医療分野は苦手な人が多いので、この分野への勉強時間は多めに取ることで合格率を上げることにもなるでしょう。
介護福祉士の問題傾向と法改正
介護保険など法改正は割合あるものですが、介護福祉士ではこの法改正などがあった箇所は問題として出やすい傾向にあります。
時期によっては購入したテキストが古い法改正前のものとなっているかもしれませんが、このようなテキストでは余計に点数を下げる原因ともなりえますので、法改正など変更のあった箇所には敏感になっておきましょう。
図、グラフ、表も介護福祉士の問題傾向?
最近の介護福祉士試験では図、グラフ、表を使った問題傾向も出てきています。
図などを正確に把握する
テキストでも図解のあるものが本番で慌てない
というようなことがいえます。
図、表という意味ではユーキャンの市販テキスト、あるいは中央法規のテキストが多めになっていておすすめできると思います。
介護福祉士の一番の問題傾向!問題の難易度
介護福祉士の問題傾向で一番押さえるべきは問題の難易度です。
テキストのどこまで細かい箇所が出題されているのか?
その細かい箇所は何割出題されているのか?
ということです。
問題を詳しく分析していきますとわかりますが、頻出問題だけ押さえていれば十分に合格点が取れることがわかっています。
(細かい箇所を知らなくても8~9割は正解できるようになっています)
つまり基本テキストをメインにするほどの勉強は実際には必要ないことがわかります。
理想的な介護福祉士試験の勉強方法となれば
頻出問題を網羅した問題集を1冊選ぶ
その問題集を間違えないようになるまで繰り返し解き、やりこむ
その問題集でわからないところが出てきたときに基本テキストで調べて知識を補う
というようにしていきます。
過去問は上のようにあまり意味がないので、直前期に試験の時間配分などをつかむことに使うと十分です。
介護福祉士の問題傾向と模擬試験への考え方
介護福祉士では定期的に模擬試験が各種企業によって開催されています。
模擬試験を受けたほうが良いのかどうかも気になるかと思いますが、合格者の勉強方法を分析すればかなりの確率で模擬試験を複数回受けていることがわかっています。
そのため積極的に模擬試験は受けたほうが良いといえます。
本番と似た問題が出ることがある
本番の出た問題と近いところが出ることも多い
間違い直しをするだけでも合格率が上がる
というようなところが合格者に模擬試験受験者が多いというようなところもあるのかもしれません。
介護福祉士の合格率をグッと上げる勉強法
介護福祉士試験にで合格した人は以下の勉強法を実践している人が多いです。
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