過去問で合格点が取れれば介護福祉士に合格?意外な2つの盲点とは?
介護福祉士の試験対策で過去問を解いている人は多いかもしれません。
過去問を解いて合格点をクリアできている
本番も合格できるのではないか?
というように思ってしまう人もいるのですが、介護福祉士試験の特有の事情でこのように単純に判断することができないといえます。
また悪いパターンでいきますと過去問メインの勉強法で毎年のように不合格になってしまう人もいるわけです。
過去問というのはあくまでも1つの目安というように参考程度に考えるほうが良いといえるでしょう
過去問での合格点と介護福祉士試験の問題の傾向
通常資格試験といえば前年までと似た傾向の問題があったりするわけですが、介護福祉士試験を管轄する厚生労働省では
同じ問題は再度出さないようにしている
似た傾向の問題も出さないようにしている
という方針があるようです。
そのためよくあるのが
過去問メインに解きながら勉強していく
過去問は5年分など一定の年数ほぼマスターした
模擬試験や本番でまったく点数が取れない
というようなパターンの人が出てくるわけです。
過去問を分析してみれば
過去問3年分をすべて解けるようになっても本番では似た問題でさえも1~2問しか出ない
過去問5年分をマスターしても似た傾向の問題は3問程度しか出ない
というようなデータとなっていますので、過去問というのは本番のシュミレーション程度にだけ使用するのが無難といえます。
過去問の合格点と介護福祉士試験本番の点数の下落
また介護福祉士試験では経験するとわかりますが、過去問や模擬試験のように点数は意外と取れません。
1割~1割5分は点数が下がるというように考えておくと良いでしょう。
緊張
焦り
などの要因も出てくるのが主な原因です。
本番で知らない問題が多く焦ってしまう
今回で合格しないといけないと変な力みが出る
試験会場の雰囲気に飲まれてしまう
横の人がうるさくて気になってしまう
わからない問題に時間を取られてしまって時間配分がうまくいかずに焦る
などいろいろな要素が出てくるものです。
本番では頭が真っ白になってしまうようなことも想定しておくと良いでしょう。
合格点に最速で到達する介護福祉士試験の勉強方法
過去問よりも介護福祉士試験に合格するには予想問題集をメインにするのがベストです。
基本テキストをメインにして細かく読み込むのも無駄に勉強時間が長くなるのでおすすめしません。
基本テキストを最初から読み込む
500ページ前後もあるので読むだけでかなりの期間必要となる
最後まで読み、最初に戻るとすっかりと忘れている
また最初から読むようにしていく
と悪循環な勉強法となってしまいますので、試験まで最低8ヶ月以上あるなど日程に余裕のある人にしかすすめられません。
このような効率の悪い勉強法もありますが、最速で介護福祉士試験の合格レベルに到達する勉強法としては
頻出問題を網羅した問題集を1冊確実に選ぶ
その問題集を徹底的にやりこむ
その問題集でわからないことが出てきたときにだけ基本テキストで調べて知識を補完する
というようにしていきます。
この勉強方法だと介護福祉士の試験勉強は1ヶ月以内で終わるので、日程の余裕がない人や、仕事や家事で勉強時間の確保ができない人にもおすすめできます。
上を見るとわかりますようにこの最短距離の勉強法では問題集選びが最大のキーポイントとなってきます。
頻出問題は当然網羅していること
過去問と比較し、その問題集を1冊だけ解くと合格レベルに到達できるかの検証
という条件が欠かせません。
世間的には中央法規の問題集の評判が最も高いのですが、過去たしかに中央法規の問題集からよく似た問題が本番でも出たというようなこともありましたが、今は中央法規の問題集の的中率も下がりつつあります。
今は中央法規よりも合格に直結する問題集が1冊だけ存在するわけですが、詳しくはこのページの下でも紹介していますので参考にしてほしいと思います。
介護福祉士の合格率をグッと上げる勉強法
介護福祉士試験にで合格した人は以下の勉強法を実践している人が多いです。
↓ ↓ ↓